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母が生まれ育った岩手の平泉。
最近文化遺産に登録が決まったとのことで、とてもよろこんでいます。
そんな平泉から、母のところに電話が入ったんだそうな。
「早苗の花ちゃん観察絵日記が出てきたよ~」って。
は、花ちゃん???
もう私は忘れてしまってた話ではありますが、母一族からしたら忘れられない話だそうで・・・
母の実家は農業の他にもいろんなことに手を出しているんだけど、その中で牛の飼育もしていたの。
といっても1頭だけで、その牝牛に子牛を産ませて、その子牛を何処かに売っちゃうって感じだったんだけど・・・
お家の隣に牛小屋があって、そこでモ~って言いながらいつも草を食べてる黒い牛がいたの。
結構臭いし、恐いし、大きいし、幼い私はあんまり近づきたくないって思ってたのは覚えてる。
「べコ(東北では牛をべコという)さつれてどうのこうので、コワイ(東北では疲れたってことをコワイという)がなんたらかんたら」
ってみんな言ってるのを聞いて、牛は怖いんだ!って思っていたのね。
そんな幼い頃のSanaeさんですが、どうやら小2の夏休みの私は違ったみたい。
それはなんと、牝牛が産んだ子牛がその牛小屋にいたからです!
でね、名前は何ていうの?って騒いだんだそうな。
「べコに名前なんかねー」って言うのをなんで?なんで?っと大騒ぎして、ついには「花ちゃん」って名前を付けてあげたんだって。
それから毎日花ちゃんがご飯を食べるのとか、寝てるのとか、観察して絵日記を書いてたんだって。
って、ここまではほのぼのとした良い話なんだけど・・・
ある日の夕食の時、牛の飼育の話題になって、従兄弟のお姉ちゃんが「あの牛、食べられちゃうの?」と言い出した。
「あの牛は食べられねぇ、食べられるのは花ちゃんだぁー」
・・・・。
・・・・。
な、なにィーーー!!!
それを聞いた幼いSanaeさん、泣きわめいて散々みんなを困らせたあげく、家を飛び出して牛小屋の前から動かず抗議していたそうな。
そして従兄弟のお姉ちゃん、せっかく産まれた子牛を母牛から引き離すのは可愛そうと、これまた散々暴れたんだそうな。
そんなことがあってから何年か後・・・
牛小屋から牛が消えていました。
祖父がSanaeと従兄弟のお姉ちゃんに散々言われたのが応えたらしく、売っちゃったんだって。。。
牛なだけに、こんな話でモーし訳ございません。
ってな落ちでよろしいでしょうか?
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生意気にもR&B・JAZZ系のアドリブ音楽の世界に足をツッコンでみる。
しかし~音の世界とはそう甘くは無いことに最近気づきはじめ(って遅い?)ふらふら眩暈に襲われる毎日で。
そんなひよっ子の私を支えてくれてる音仲間集団「R&BCLUB 」との日々を日記にして行きたいと思います。