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RBCとは? 結果良ければ全て良しがモットーの音を愛する集団です。
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ふわふわと柔らかく、まるで鳥の羽のように軽く、バラの花びらのように滑らかで甘い、女性ヴォーカルが歌うボザノバを聴いている。

夏のはじまりの夜は、波のように美しく揺らいで、少しだけ切なく、時にきらめく光を纏い、非日常へと誘うように降りていく。

イマジネーションを刺激するもの。

それは決して強い光ではなくて、油断していたら見失ってしまいそうな、さり気なさに似た淡いもの。

主張を持たず、ただそっと寄り添うようにそこはかとなく漂う、つかみどころのない、もどかしさのようなもの。

ゆるやかな仕草と、無口な会話と、曖昧な感情。

だから、正解も、答えもいらない。





喋り過ぎてた季節は過ぎて、信頼は、そっと寄り添う方に向っていった。

それは、決して裏切らない温もりがそこにあることを、もうすっかり信じてしまったから。

イマジネーションの夜を越えて行き着いた、懐かしいようなその場所で。

無彩色な空間に差し込む、柔らかな陽射し。

切り取られた窓に映る、対極にある現実。

揺れる笹の葉と、土の匂い。

真剣な眼差しから流れた沢山の汗と、傷が刻まれた、味がある床の感触。

そんな景色を、思い出していたんだ。















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2013040215560000_edited-1.jpg 今年は春が早めにやって来たお陰で、街中の桜も様々な姿の移り変わりを、余すことなく魅せてくれました。

ひとつの花にこんなにも色々な表情を持つ、可憐で、妖艶で、儚く、美しい、強くてしなやかな、誰の心をも魅了する花は他にないのかも。

だからみんな桜が大好きなんだね。

私も桜みたいな人になりたいものです。(笑)

そして、そして、桜の他にも、すみれや菜の花、水仙やチューリップなど、一斉に咲き誇った春が嬉しくて、そよ風に揺れる、ふわふわした薄いスカートでも買いたくなっちゃう今日この頃でもあるのです。


そんな春の午後。その日は最後の桜を散らす雨の午後。土手の小さな花を潤す雨の、都会に滞った塵を洗う雨の、子供達の水溜りに細かく跳ねる雨の、優しく細かい粒子が濡らす雨の、午後。

丸の内の中に静かに佇む、赤煉瓦作りの美術館に行ってきました。

三菱一号館美術館→http://mimt.jp/

明治27年に建てられ、昭和42年に解体された英国様式の事務所を、40年あまり時を経た今、復元した建物だそうです。

ここのところ新しく建てられていた美術館が、今をときめく建築家達によっての近未来的かつ斬新なコンクリートの絡まり、いわゆる洗練されすぎているのに対し、とても温もりと情緒を感じさせる美術館で、私は好きです。

最近、ミニマムに飽きてきてるせいもあるのかな(笑)

しっとりとした雨が似合う、落ち着いた、大人の美術館でした。


そこに展示されていたのは、「奇跡のクラーク・コレクション。ルノワールとフランス絵画の傑作」と題打った名画の数々。

ルノワールやモネやシスレーや、眩いばかりの光に溢れていました。

雨から逃れて光を浴びてるようなその感覚。

だけどそれは時を経て、絵画の中にだけ存在する、いにしえの光。

そそ、ドガの踊り子もあったのだけど、あのバレリーナの、水色の透明なセミの羽のようなチュールに、あんな風なスカートが欲しくなっちゃったりもしました。


って、まあ、感じる類のものに多くは語るまい。ということでこの辺りでやめときますが、とても素晴らしいコレクションでしたよ。

丸の内に行かれる際は、ちょっぴり足を運んでみて下さいね@^^@







 
1884187391_176.jpg明けましておめでとうございます。

2013年、あーなんだかんだ言って、2000年問題で揺れてた頃からもう13年も経ってしまったのか。ノストラダムスとか、あったなそういえば。

3年ひと昔とはよく言ったもので、私は戦後まだ60年というのが未だ信じられないのだけど、60年でこんな平和ボケの日本に良く成長したものだよね。

民主主義になってからまだ60年しか経ってないんだよね、考えてみたら。

100年前は江戸時代で、ヒイヒイおじいちゃんはちょんまげ結ってかもしれないんだよ。

苗字もなくて、川の側の権八だったかもしれないんだよ。

ひえぇぇぇ~



って何の話だっけ?

そそ、今年もよろしくお願いします!!!



年明け早々ですが、1年ちょっと前から入谷の汚いスタジオでコツコツとリハを重ねていた謎のバンド「ぷるぽぷるぽ」がなんと、初ライヴをすることとなりました。パチパチパチパチ。

もともとはバンドゴッコでも初めて見ましょうか~のノリで、大の大人が5人、あーでもないこーでもないと月一回集まっては音遊びをしていた訳ですが・・・

今回バンドメンバーのドラムののぶさんが、なんと四半世紀の50歳の誕生日を向えまして、何を血迷ったかのぶさんが他にやってるバンドと合わせて3バンドでのライヴをやりましょうと、、、あ、言い出したのはニコのバンドのギターでした。

そんな訳で、ぷるぽも参戦することとなりました。強制的に。

といってもぷるぽ、まだまだこれからに期待!なバンドなので大したことは出来ません。

みんなでやりたい曲を持ち寄っては、なれないアレンジやアドリブをやってどうにかな感じです。

なのですが・・・もしもそれでも構わないという優しい方がいらっしゃいましたら是非遊びにきて下さいね。

しかも、川口ですが。。。

しかも明後日の土曜日ですが。。。

ってこの告知文読んだら行くねって言ってくれてた人達も来てくれなくなりそうだな(笑)

あ、ニコのバンドはやってくれると思います。

ニコの先生をやってる方ですし、プロのダンサーなどの踊りも入るそうです。

もちろんぷるぽも全力で頑張ります!



のぶまつりLIVE


1/12(土)
オープン:12時
スタート:12時半
チャージ:2000円(ワンドリンク・軽食込み)
会場:ライブバー ショックオン(川口駅から徒歩3分)
http://www.shock-on.jp/

出演
Green-wolf
ぷるぽぷるぽ
Ken-1


〇ぷるぽぷるぽ
山本早苗(Cl)
竹村翠(Vn)
まいける中村(Gt)
和仁忠司(Bs)
本田伸広(Dr)*のぶさんここではドラムです。

セットリスト予定
1.マイナー・スイング
2.ハウ・インセティヴ
3.スマイル&オーバー・ザ・レインボーメドレー
4.星に願を
5.マシュケ・ナダ
6.リカルド・ボサ
7.天城越え

★のぶまつりパーティなのでわいわいして頂けるように軽食を振舞うそうです。
お店にお料理をお願いしているんですって@^^@

眩しい太陽の光線が窓をくぐり抜けて、部屋の中に射している。

テーブルも、ソファーも、花も、カップも、黄金色に染まる頃。

金色を纏った街は綺麗で、空は高く澄んでいて、雲は神々しく街を見守る守り神の龍のようでもあり、光は微粒子をチラチラさせてきらめくシャンパンの泡のようでもある。

それを見ていたら、冬も悪くはないなって思った。



私は寒いのが大ッ嫌いで、冬はできれば冬眠していたい派なんだけど、なんだか今年の冬はちょっぴりいつもと違う。

先日も、肌を凛と突き刺す風の冷たさが気持ちいいなって思えたり。

こんなに温もりが幸せって感じられるのは冬ならではだなっとか、ホッカイロ片手に思ったり。

陽だまりが嬉しかったり、日が短いことに、時間とは貴重ものなんだなってことを悟ったり。

あれかな?まだ本格的に寒くなってないから余裕があるのかな(笑)

そのうち、そんなことも言っていられないくらいに寒くなって、雪まじりの雨とか降っちゃって、木枯らしキタロウもここぞとばかりにビュンビュン吹いちゃって、お鍋なんか食べるよりも具材になって浸かりたいとか思うくらい寒くて白菜に軽く嫉妬とか、そしたらやっぱり冬眠考え出すかも。

だいだいさー、毛皮も無いのに気温5℃とかで活動してる動物って人間だけだと思うのよ。

あとはみんな冬眠してるんでしょ。おかしくない?

もしも私が世界を牛耳る大統領に立候補したら、冬は冬眠を公約に掲げるね。

わかさぎ釣り名人とか、雪山レジャー愛好家とか、スケート大好き同好会とか、一部を反対勢力にまわすかもだけど・・・頑固戦うよ!

ま、落としどころとしては2月だけ冬眠でもいいけど・・・・

Sanaeさんに清き1票を@^^@/

201212131523000_edited-1.jpg先日ひょんなことから、雅楽の演奏家の東儀秀樹さんという方のコンサートに潜入させて貰いに行って来ました。

図々しく一緒に写真まで撮って貰っちゃった~、きゃー@^^@

しっかしこのお方、凄い!何か凄いって全てが凄い!

もう私の中の認識では人間じゃないです。宇宙人。いや、神。いや、浮世離れした得体のわからない何か。

写真もなんか透けてない?いや、光ってない?これはオーラの光が写ってしまっているに違いない!!!

とにかくこの人の中から溢れてくる感性が楽器を通じて音楽になるとき、なんかこの世のものとは思えないくらいの何かを放つの。

今回は,(鳳笙)、篳篥(ひちりき)、龍笛(横笛、おうてき)という楽器をそれぞれ演奏して下さったのだけど、音に色があって、光や影があって、空気があって、風があって、景色があって、大地があって、宇宙があるの。

壮大な芸術のように、じわじわ遺伝子に伝わってくるような世界観。

って、どんなに言葉で説明しても音楽は伝わらないのでYOUTUBEで検索してみました(笑)

篳篥の演奏2曲

http://www.youtube.com/watch?v=smoGV6YcPcM

http://www.youtube.com/watch?v=ktjHzoOwc74

あー、録音じゃ伝わらないのが哀しい~><!

音楽も生音に触れないと肝心なところが伝わらないのねー。



私はクラリネット吹きなので、どうしても篳篥が気になって、気になって、仕方がなかったのだけど、あんな竹に穴を開けてダブルリードを付けただけのシンプルな楽器にあそこまでされたんじゃ、今後なんの言い訳も出来なくなるっつーの。

そんな東儀さん、奈良時代から雅楽を伝承する家系に生まれながら、雅楽を志したのは19歳の時からなんですって。

それまではプロのギターリストになろうと思ってたんですって。

19歳で雅学の道を究めるのは遅い、無理だ、って言われたけれど、どんな楽器でも音楽というものは「長さと高さ低さ」それだけを究めるということだから(強さ弱さはあるにしても)大丈夫だと思ったって。

雅楽を伝統的な音楽としてだけではなく、現在やってるようないろんなジャンルで演奏するにあたって、いろんな人からの圧力がかかったり反対されたりもしたけれど、自分は伝統的な雅楽もきちんとやれる自信があるから、他のことをしてても大丈夫って。

音楽を学校に行って学んだわけでもないし、だから学術的に頭で考えるものはわからないけど、3歳からピアノを弄って遊んでたり、音楽が好きでジャンルにとらわれずにいろいろ挑戦したりした経験が体に染み付いてて、今の音楽を作っているって。

だから作曲はその場の空気を感じとって、身体から生れてくるメロディーを即興で演奏してするんですよって。

それを聞いて、あー、やっぱりこの人は鬼才なんだなって思った。

圧倒的な才能を前にして、凡人の私は冗談抜きで、両手を合わせて拝みたくなったのであります。

もう、凄いとしか言葉が出ないのであります。

そんなこんなでため息ばかりが増える今日この頃。

この人のLIVEにまた行きたい!










 
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プロフィール
HN:
sanae
性別:
女性
職業:
なんでもやります!楽しければ。。。
趣味:
音楽 ダイビング インテリア
自己紹介:
久しぶりにクラリネットを再開してまだ1年ちょっと。
生意気にもR&B・JAZZ系のアドリブ音楽の世界に足をツッコンでみる。
しかし~音の世界とはそう甘くは無いことに最近気づきはじめ(って遅い?)ふらふら眩暈に襲われる毎日で。
そんなひよっ子の私を支えてくれてる音仲間集団「R&BCLUB 」との日々を日記にして行きたいと思います。
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