はじまりは限りなく透明で純粋無垢な風の中

思えばRBCとしての初ライヴは０８．０５．１８．

←こんな感じでした。

みんなでパンとか生ハムとかを持ち寄り
ほのぼのピクニック気分で楽しかったね。
演奏時間まではバトミントンバトルをして遊んだり
芝生が気持ち良いねーって寝ころんで空を眺めたり
自然のパワー全開の中で気持ちが良かったなー。

振り向くとってもピュアな風が吹いていた。

野心なんて微塵もなくて、みんな自然な笑顔で、緊張感さえまるでなくて、
まわりの緑に溶け込むようにメロディーは流れていったよね。

あの場所は私の中の限りなく透明に近い純粋無垢な場所。


その３週間後には銀座のライヴハウスのステージに立っていた。

人前での演奏経験さえもそれほどない私が、初めてのライブハウスだなんて。
ステージの上でひとりで取り残されたように緊張していてふらふらだったんだ。

そして初めて演奏者のプレッシャーというものを味わった。
間違っちゃいけないとか、気持ちを落ち着けなくちゃとか、みんなが楽しそうに演奏している姿を見るほど恐くて孤独を感じた。。。

そんな自分の弱さを告白してみたら・・・

『観客は審査員じゃないから、そんなに真剣には聴いてはいないものだよ』って。
『観客に聴こえているのは全体の音で、個人的なミスなんて分からないものだから。
誰かがミスをしたとしても絶え間なく音は流れていて、自然と誰かのミスを誰かがカバーしていて
そうやって音が重なり合ってひとつの演奏が出来上がっていくんだよ』って。

あの時、私は孤独を感じていたけれど
実際はみんなに守られていて、みんなもみんなに守られていて
そうやって演奏は生まれていたんだねー。

『今　踏み外したのではなくて・・・
　　　　　　　ここから一歩を踏み出していくんだよ』って。

そして一ヶ月後、リベンジのステージに立った。

ひとりじゃないってことに気が付いたらステージの上はとても自由に思えた。
それでもはじめは緊張もしたけれど、あの時、私はみんなを信頼もしていた。

もともとアドリブの世界にいる人達なので頼もしかった。
いろんなことに応用も機転も利く強さ。


『ひとりで演奏しているわけじゃないからミスを恐れるな！』って
散々音楽をやって来て、苦労や痛みも経験して、人知れず努力を重ねて来た人だから言えた言葉なんだろうなって思う。

←RBC　ドラマーのぶさん
いろいろとメンタル面でのことを教えてくれる頼れる兄貴です。

素敵なメンバーに恵まれて私ってば幸せ者♪

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現在決定しているライブ情報
10月１３日（祝　月）　　　　　　　　　　　　　　　　　　
東京倶楽部　昼の部　　　　　　　　　　　　
http://www.tokyo-club.com/intro/
＊近くなったら改めて告知します。